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インターネット個人放送局 サポート ページ
ディジタルスタジオでは、ビデオ配信を利用した個人からの情報発信を促進する為に、
ライブ放送を行う インターネット個人放送局に無料でライブ配信サーバを提供します。

個人の趣旨により開設運営される個人放送局「Private Broadcasting Station」の提案


 
ブロードバンドネットワークサービスの急速な普及と低価格化、そして、高性能PC、家庭用デジタルビデオカメラが一般化しました。これらのインフラやツールを利用して個人がインターネットを通じてTV放送やラジオ放送を手軽に行える時代になりました。
 一昔前にはSFでしか描かれなかった世界が手の届くところまで来ました。個人放送局の開局は、正に21世紀を実感せてくれるエキサイティングなアプリケーションです。

個人放送局の放送例:自宅からライブ放送を行う東京大仏TVの農宗さん(右)と粟村さん(左) 自分のWebサイトからオンデマンドで自主制作のビデオをダウンロードする個人放送は比較的手軽に行えるようになり実践しているアマチュア映像制作家も増えています。
 しかし、個人放送の醍醐味は臨場感のあるライブ放送にあります。何が飛び出すか予想出来ないハプニング性、オンラインチャットで視聴者が出演者に突っ込みを入れられる楽しさなどライブ放送の楽しさはたくさんあります。1時間の映像コンテンツを制作するには1週間掛かることもありますが、1時間のライブ放送は1時間で制作できます。難しそうに見えるライブ放送は、実は作り易いコンテンツなのです。

 個人放送局の開局は手の届くところまで来ましたが、ライブ放送として個人放送局の映像や音声のストリームを数十人・数百人に生放送するには現状ではライブ配信サーバが必要です。
 個人でライブ配信サーバを用意するのは、費用的にも運用技術的にも負担が大きいのが現状です。そこで、ディジタルスタジオでは、普段営業用に提供しているライブ配信サーバを、個人からの情報発信を支援する為に、ライブ番組の放送を企画している個人放送局殿へ 無料提供することにいたしました。

 以前まで、ライブ配信を行う為には、エンコーダー側で固定IPアドレスが必要でしたが、新しいブッシュ配信方式を利用すると、エンコーダー側に固定IPアドレスドが不要です。一般のADSL等のブロードバンドアクセス回線からライブ配信が実施できます。個人放送局の開設が非常に簡単になりました。
東京大仏TV24時間ライブのフィナーレシーン2004年8月23日
 ディジタルスタジオとしても、個人放送局にライブ配信サーバを提供するこにより、新しい技術的な実験なども行えるので、ギブアンドテイクの関係で提供を行うことができます。実際に、日本で最も有名な個人放送局「東京大仏TV」殿のライブ放送用に2003年11月23日の生放送よりライブ配信サーバを提供しています。また、2004年8月28日に開催された、東京大仏TVと神南TVの「個人放送局の夏祭り24時間インターネットTV」にもライブ配信サーバを提供しました。(写真右は東京大仏TVの24時間ライブのフィナーレシーンです。画面右から農宗さん、ウオルフィーさん、粟村さん)

          □東京大仏TV        http://www.cripep.com/tdtv/ 
                         (現在は活動休止中)
      「個人放送局の夏祭り24時間インターネットTV」の報告はこちら

 2007年度の「個人放送局の夏祭り24時間インターネットTV」のテーマは「ばぶTV」です。TDTVの新メンバーが満1歳を迎えた記念に「あかちゃんてなんだ?」というテーマで放送されます。名古屋の個人放送局「PBSなるぱらテレビ」さんも並行放送プログラムとして参加されます。放送予定は、2007年8月24〜8月25日限定の24時間。詳細は東京大仏TVのWEBサイトを御覧ください。
          □PBSなるぱらTV      http://www.narupara.com/
                    毎週土曜夜11時頃よりライブ放送中     

 現在日本では、「インターネット個人放送局」という呼び名が一般化していますが、個人放送と言ってもミニFM局のように半径数百メートルという放送範囲ではなく、インターネット個人放送局の場合は、全国・全世界にストリーミング配信されます。 東京大仏TVのライブ放送でも国内だけでなく、上海、アメリカ、フランスの視聴者も参加しています。このように全世界を配信対象に個人の主旨により開設運営されている放送局ですので、「私立高校」「私立大学」と同様な「私立放送局」Private Broadcasting Station 「PBS」という呼び名を提案したいと思います。(民間放送はCommercial Broadcasting、公共放送はPublic broadcasting)

 これから、ライブ配信を行う私立放送局を開局することを企画している方は、以下の参加要綱を御覧になり、ご賛同いただけましたら、是非、ご連絡ください。インターネット私立放送局 Private Broadcasting Station のパイオニアを目指す方々のご参加をお待ちしております。
 
 ■ 個人放送局 ・ 私立放送局用ライブ配信サーバ無料提供プログラム 参加要綱

 ディジタルスタジオでは、業務として、オンデマンド配信、ライブ配信等を顧客に提供しております。これらの業務とは別に、個人放送局の将来性に注目しています。

 当社では、個人ジャーナリズムとしての個人放送局、個人からマスへの情報発信としての個人放送局に実現に出来る範囲で協力することにいたしました。

 具体的には、個人ラジオ放送局、個人テレビ放送局を開設しようとしている方に、ライブ配信対応のストリーミングサーバを 無料提供するプログラムを開始します。

 TVもしくはラジオのライブ放送を行う方を対象にします。ライブ放送コンテンツを再放送する為のオンデマンド放送用のオンデマンド配信サーバも付随して無料提供します。ただし、オンデマンド放送のみ行う方は対象外とさせていただきます。

 当社では、個人ラジオ放送局、個人テレビ放送局を開設しようとしている方に、ライブ配信対応のストリーミングサーバ提供にあたり以下の条件を提示しています。


   1.個人ジャーナリズムとしての個人放送局の発展に前向きな放送内容であること。
    2.非商業放送であること。スポンサー付きや、有料放送でないこと。
    3.原則として個人やグループが非営利で運用していること。
    4.放送内容は完全にオリジナルであること、
    5.第三者の著作権(音楽著作権・映像著作権)を侵害しないこと。
    6.放送内容が公序良俗に反しないこと。
    7.放送内容が第三者のプライバシーや名誉を傷つけないこと。
    8.放送内容が、特定の政治分野、宗教分野に著しく立ち入らないこと。
    9.基本的に、週一回1時間程度の定期ライブ放送を実施すること。
  10.当社のビデオ配信技術検証実験にご協力いただくこと。
  11.映像・音声の放送品質が当社の技術仕様を満たしていること。
  12.放送技術仕様を当社指定の方式で設定していただくこと。
  13.サポートWEB及び放送中に当社のクレジットをを表示いただくこと。

 このような条件に賛同いただいた方、もしくは、グループにストリーミングサーバを無料提供いたします。ラジオ放送、テレビ放送等御自由に利用できます。

 無料提供するビデオ配信サーバの提供帯域は、放送状況に合わせて10Mbpsから30Mbpsの帯域を提供します。ライブTV放送で利用される標準的な配信レートである300Kbpsでビデオ配信すると33人から100人程度まで同時に視聴できる配信帯域です。

 個人放送を行われる方が、大規模ライブイベントなどを実施して、視聴者数が増える場合は出来る範囲で対応しますので、事前にご相談ください。イベント的に行う24時間連続放送などにも対応できます。

 また、ネット放送を行うために必要な技術提供もいたします。ただし、サポート対応的には、当社の本業の合間に行っているので、商業レベルのサポートは提供できません。事前に了解願います。

 正式にストリーミングサーバを提供する前に、放送内容と放送品質を確認するために試験放送を 行っていただきます。試験放送の実施理由は、放送品質が極端に低い場合、当社にクレームが来たり、当社のビデオ配信サーバ設備に不具合があると誤解される為です。

 ご存知のとおり、画質・音質の放送品質はエンコード時点で100%決定します。ビデオ配信サーバは放送品質に関与することはできません。しかし、一般的な視聴者からは、品質が低下したライブ放送の原因はビデオ配信サーバの不具合と誤解されますので、ある程度の品質を保ってライブ放送していただくようお願いいたします。ある程度の品質といっても家庭用DVカメラでの撮影で十分な品質を出すことが出来ます。

大体、このような条件でライブ配信サーバを無料提供させていただきます。ご興味ありましたら、開局予定されている個人放送局の開局予定・放送内容詳細をお教えください。


 この件についてのお問合せ、申し込みは「コンタクト」のページのフォームから送信願います。
ビデオ配信に関する一般的なご質問もお受けしております。お気軽にお問合せください。
電子メールによる問合せもできます。 受付メールアドレス   [email protected]

 
 ■ 個人放送局の開局に必要な機材

 個人放送局の開局に必要な機材に特赦なものは何もありません。既に家庭内にある機材でほとんど揃います。一般的に想像されているよりはるかに簡単にインターネット放送局を開局できます。最低限必要な機材や通信環境を示します。


 ・DVカメラ 家庭用DVカメラで十分です。内蔵マイクも使えますが、出来れば指向性マイクを接続してください。
 ・エンコーダー用PC WindowsXP仕様のPCを推薦。ペンティアム4 2Ghz以上を推薦
 ・エンコーダーソフト 「WindowsMediaエンコーダー9」MSのWebサイトより無料でダウンロード出来ます。
 ・ブロードバンドルーター ウイルス・ワーム対策としてルーター経由の接続を推薦します。
 ・上り回線 ADSL回線、もしくは、光ファイバー回線。ほとんどのブロードバンド回線が利用できます。
 ・ライブ放送の予定などを告知できるサポートWeb。チャットが利用できると視聴者もライブ放送に参加できます。

 エンコーダー用PCは、Windows2000でも利用できます。最低でもペンティアム4 1.5Ghzもしくはセルロン2Ghzぐらいほしいところです。これ以下のスペックでも一応利用できます。CPU処理能力が低いと、高いレートでのエンコードが出来なかったり、エンコード出来る画面が小さくなります。推薦環境ですと、300Kbps 320X240の画面サイズで綺麗な画面にエンコードできます。
池袋サンシャイン60内のマクドナルド店内から無線LANサービスを利用してライブ放送を行う東京大仏TVのお二人
 エンコーダー用PCには、DVカメラを接続するDV端子(IEEE1394インターフェース)が必ず必要です。拡張ボードが増設できるデスクトップPCならば、後からIEEE1394インターフェースボードを増設できます。IEEE1394インターフェースボードの価格は、6,000円前後です。

 以前は、放送をする側(エンコーダー側)に固定IPアドレス付きのアクセス回線が必要でしたが、現在は不要です。通常お使いのADSLなどのブロードバンド回線から放送できます。

 常設場所だけでなく、色々な場所に設置されている無線LANや、社内LAN環境からもライブ放送できます。移動先からのライブ放送は非常に楽しい放送になると思います。移動ライブ放送は応用範囲が広がります。注意点としては、移動先の回線で必ずライブ放送ができるとは限らないので、ライブ放送の本番前に必ず回線テストを行い、移動先の回線からライブ配信サーバに接続できることを確認してください。

 上記の最低限の機材以外に、有ると便利な機材を示します。

 ・ビデオ三脚:DVカメラを固定して出演者に向ける為の三脚です。
 ・外部マイク:DVカメラ内臓マイクだと無指向性の為、周りの騒音を拾うので指向性のある外部マイクを推薦。
 ・マイクミキサー:外部マイクやその他の音源の音をミキシングしたり、レベルを調整できます。1万円ぐらいで十分。
 ・広角レンズ:DVカメラのアクセサリーレンズ。室内撮影だと出演者から離れて撮影できないので必要。
 
 ■ 個人放送局の運営体制と番組制作

 上記の様に個人放送局の開局は簡単にできます。難しいのは放送プログラムである「コンテンツ」(ネタ)を如何に用意するかと言うことです。放送機材のセットは一人で出来ますが、一人でカメラに向かって喋り続けるのは至難の業です。多分プロのキャスターやアナウンサーでも台本無しで喋り続けることは出来ないでしょう。

 一番簡単な解決方法は、出演者を二人以上にして対談形式にすることです。これでかなり楽になります。その日の放送テーマである「お題」を決めて出演者同士で話し合い、また、チャットにより参加する視聴者の意見も取り上げます。これが、個人放送局の一般的なスタイルになると思います。

 番組内容にバリエーションを出す為には、豊富な話題を持っているゲストに番組に出演していただく方法もあります。また、番組中に取材ビデオをインサートして流す方法も楽しい演出です。

 個人放送と言っても、なるべくグループで運用した方が自分達も楽しめます。また、番組内容も充実させることができます。また、普段からハンディーカムを持ち歩き、気が付いたときに街ネタを撮影しておくと素材作りのバリエーションが増えそうです。さらに、テーマを決めてビデオ取材やインタビューを行えば、これは立派な個人ジャーナリズムです。

 日本ではまだ見かけないですが、米国などでは、街角で三脚にセットしたビデオカメラの前で一人でレポートする、フリーランスのビデオジャーナリストを見かけることもあります。あなたも「マックス ・へッドルーム」の世界を楽しんでください。
 
 ■ 個人放送局支援プログラムに関するFAQ よくある質問と回答例

 ディジタルスタジオが提供する個人放送局支援プログラムにいくつか質問が寄せられいますので、よくある質問とその回答をここで紹介します。

Q:試験放送とは、放送内容と放送品質を確認するためとありますが、どのように行うのですか?どのような放送を行えば良いのですか?

A:試験放送は特に、放送される映像品質と音声品質が実用上十分であるかどうか確認する為に行います。WindowsMediaエンコーダーの設定が適切に行われて、家庭用DVカメラ等を利用して撮影していただければ、実用上十分な映像品質と音声品質が得られますので心配いりません。映像品質や音声品質が極端に低下する原因の多くは、WindowsMediaエンコーダーの設定が正しく行われていない場合です。WindowsMediaエンコーダーの設定は簡単に訂正てきます。

 放送内容の確認は、予定されている放送内容がディジタルスタジオで定めている提供条件に適合しているかどうかを確認する為に行っていただきます。予定されている本番放送と同様な内容で試験放送をお願いいたします。

 試験放送を行っていただく為に、試験放送専用のビデオ配信サーバを仮に提供します。お使いのWindowsMediaエンコーダーをこのビデオ配信サーバに接続して試験放送を行っていただきます。試験放送はビデオ配信サーバとの接続試験も兼ねています。

試験放送の結果問題なかった場合は、自分の個人放送局専用の公開ポイントは提供してもらえますか?すぐに放送を開始することは出来ますか?

放送品質に問題が無く、放送内容がディジタルスタジオで定めている提供条件に適合している場合は、貴個人方局専用の公開ポイントを提供します。この公開ポイントを放送内容等を紹介する貴放送局のサポートWeb上に設置tしていただけばすぐに放送開始できます。

Q:自宅サーバで放送内容を紹介するサポートWebを公開して、ここに公開ポイントを設置したいのですが、よろしいでしょうか?

A:セキュリティー対策などの管理が十分に実施された自宅サーバなら大丈夫だと思います。公開ポイントが設置されたサポートWebがダウンするとライブ放送ができませんので、実験用の自宅サーバでしたら、低価格レンタルサーバをサポートWeb用の別に用意されることをお勧めします。独自ドメインのサポートWebがあると貴個人放送局の認知度も向上します。

 また、視聴者が参加できるチャットをサポートWebに必ず設けてください。

Q:放送した映像のアーカイブは提供してもらえますか?また、過去放送分のアーカイブ映像の公開エリアは提供してもらえますか?

放送した映像のアーカイブの提供サービスは行いません。放送内容を記録したい場合は、WindowsMediaエンコーダーの設定で、放送内容をハードディスクに記録する設定を行ってください。

 放送後にアーカイブデータをWindowsムービーメーカーで読み込んで、不要部分をカット編集します。必要部分の選択ができましたら、適度なエンコードレート(通常は300Kbps)でファイル出力してください。これで公開用アーカイブデータが作成できます。

 過去放送分のアーカイブ映像の公開エリアは提供いたします。当社指定の方法でファイルのアップロードを行ってください。基本的にセルフサービスになります。アップロード方法、公開方法等は別途ご連絡します。

Q:放送に使用するカメラはどのようなカメラが良いですか?30万画素のCCDカメラ(Webカメラ)を持っているのですが放送に使用できますか?

A:家庭用DVカメラで十分な放送画質を得ることができます。基本的にDVカメラの使用を推薦します。DVカメラとエンコーダー用PCはDVケーブル(別称:IEEE1394ケーブル)で接続します。直接デジタル入力できますので、一番良い画質でエンコーダー用PCに映像入力できます。エンコーダー用PCにDV端子(別称:IEEE1394端子)が有ればキャプチャーボード等は不要です。

 CCDカメラはDVカメラに比べ極端に画質が落ちるので、基本的に放送には使わないようにお願いします。移動先でモバイル機器だけで放送する場合などやむおえない場合のみCCDカメラをお使いください。またUSB入力のCCDカメラはエンコーダーのCPU処理能力を必要以上に消費するので画質がさらに低下する原因になります。

Q:エンコーダー用PCはどのようなPCが良いのですか?また、どのくらいのCPU速度が必要ですか?

A:今回提供提供しているWindowsMediaVideo方式のエンコードは、WindowsMediaエンコーダーという無償ダウンロードされているソフトをインストールしたWindows系PCをエンコーダー用PCとすることができます。Mac用のWindowsMediaエンコーダーは提供されていませんのでMac系をエンコード用PCに利用することはできません。

 エンコーダー用PCは処理能力が高ければ高いほど放送できる画質や音質が向上します。お手持ちのPCで一番高速なタイプのPCをエンコーダーに使用してください。エンコーダー用PCとしては、WindowsXPでCPUがペンティアム4 2Ghz以上を推薦します。P4 2.6Ghz程度以上でCPUが十分に高速な場合は、1台のPCでエンコードを行いながら、配信されている画質をWMPを同時に開いて確認できます。されに同時にチャットに参加することもできて便利です。

 Windows2000でも利用できます。最低でもペンティアム4 1.5Ghzもしくはセルロン2Ghzぐらいほしいところです。これ以下のスペックでも一応利用できます。CPU処理能力が低いと、高いレートでのエンコードが出来なかったり、エンコード出来る画面が小さくなります。最悪、フレーム落ちしたり、音声が途切れたりします。推薦環境ですと、300Kbps 320X240の画面サイズで綺麗な画面にエンコードできます。

 CPU速度も重要ですが、高速なGPU(グラフィックプロセッシングユニット、別称:グラフィックアクセラレーター)を搭載するなどしたグラフィック能力が高いPCの方が、エンコーダーの画面を確認したり、同時にWMPを開いて配信されている画面を確認できたりして便利です。搭載しているGPUのグラフィック能力が低い場合や、GPUを搭載していない場合は、その分CPUの負担が高まり不利になります。一般的にメーカー製PCはコストダウンの為に性能の低いGPUと搭載しています。これは、購入者がCPU速度だけで購入を判断してGPUの存在や重要性に気が付かない為です。

Q:固定IPアドレスが不要になって、普通のインターネット回線で利用できるとのことですが、推薦するプロバイダーや、接続出来ないプロバイダーなど有りますか?

A:2005年5月より固定IPアドレスなして、エンコーダーからビデオ配信サーバに接続できる「プッシュ方式」でライブ配信が可能になりました。現在、いくつかのプロバイダーや、ADSL回線、光ファイバー回線で接続テストを行っておりますが、接続に問題のある回線サービスやプロバイダーサービスは見つかっていません。全ての回線や全てのプロバイダーで使用できる確認テストは行っておりませんので、お使いになる予定の回線でビデオ配信サーバとの接続テストを行ってみることをお勧めします。接続テスト用の公開ポイントを用意しております。直接当社までお問い合わせください。

 まだ、接続テストを行っておりませんが、一部のCATV系のプロバイダーは、特殊な接続方法を採用しておりますので、CATV系のインターネットアクセス回線にエンコーダーを接続した場合、ビデオ配信サーバと接続でいない場合が想定されます。これはあくまでも可能性で検証実験を行った訳ではありません。

Q:モバイルで個人放送を行いたいのですが、NTTドコモの@FreedやFOMAから使えますが?

A:実験協力者の方から、@Freedで問題無くビデオ配信サーバに接続出来たという報告が来ています。FOMAも同じ通信方式ですので問題無く接続できると考えられます。他の携帯電話会社の機器ではテストしていませんが、特殊なプロトコルやポートは接続通信に使用していませんので、問題無く接続できると考えられます。

新たなご質問がある場合は・・・

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ネットワーク個人放送局の原点? 1985年に公開された
近未来サイバーパンクSF 「
Max Headroom」の衝撃を覚えていますか?
あれから22年・・・2007年のインターネット個人放送局は・・・

Max Headroom」
主役の一人サイバースペース上のバーチャルキャラの「Max Headroom」独自の人格を持つ。 毒舌マシンガントークで人気キャスターになった。CGキャラという設定だが実はアナログビデオ合成で作られている。日本ではキヤノン01ショップのCMにも出演

 80年代SFの一大ムーブメントとなった「サイバーパンクSF」。ウイリアム・ギブソン(William Gibson)が84年に発表した「ニューロマサー」(Neuromancer)では、人々は脳をコンピュータネットワークに直接接続して電脳空間「サイバースペース」で仕事をする。近未来の千葉市を舞台にしたストーリーに驚いていたころに利用していたパソコンはNECのPC-8800シリーズだった。何事もBASIC言語のマスターから始まった時代であった。
 使用しているパソコンがPC-8800からPC-9800シリーズに変わり、MS-DOSのコマンドと格闘している1985年に、パンク発祥の国 であり、あの名作「サンダーバード」、「謎の円盤UFO」、「プリズナーNo.6」を生んだイギリスからとんでもないサイバーパンクSF映画がやって来た。「Max Headroom」(1985)(天井高注意)という奇妙な名前の作品を見たら腰を抜かすほど驚かされた。
「マックスへッドルーム」
 高度にネットワークされた未来社会、人々はありとあらゆる電子機器で情報武装している。スイッチを切ることが許されない双方向テレビを見続ける消費者。視聴率を高めることならどんな悪事も辞さない巨大ネットワークTV局。その巨大ネットワークTV局に視聴率競争を挑む海賊個人放送局「BICTIME」。 個人放送局に視聴率で負けた巨大ネットワークTV局の役員会はパニック状況になる。
局内で打ち合わせを行う「エディスン・カーター」右と新任の美人コントローラー「シオラ・ジョーンズ」左
巨大ネットワークTV局「ネットワーク23」の局内で打ち合わせを行うレポーターの「エディスン・カーター」左と新任のコントローラーの「シオラ・ジョーンズ」左
 そのストーリーは・・・「20分後の未来」というタイトルから始まる・・巨大ネットワークTV局「ネットワーク23」に在籍しながら自局の陰謀を暴く人気ナンバーワンレポーター「エディスン・カーター」。彼はどこからでも全世界にライブ中継できるネットークカメラを持って命がけで事件に突入して行く。身も守る武器はこのネットワークカメラに接続している「世界中の視聴者の目」だけである。エディスンを事件現場に誘導して、そして安全に脱出させるのは「コントローラー」と呼ばれる誘導役の仕事である。新任の美人コントローラー「シオラ・ジョーンズ」は電子重武装したデスクから世界中のネットワークに侵入してエディスンの脱出ルートを探索して指示する。
 エディスンが所属する巨大ネットワークTV局の企画開発部長であり天才ハッカー少年の「ブライス・リンチ」は、高濃縮型の新しいCMを開発した。しかし、このCMを見続けるた視聴者が強い刺激で死亡すると言う事故が発生した。巨大ネットワークTV局は事実の隠蔽を謀るがエディスンに陰謀を発見されてしまう。証拠のビデオテープを持って局内からの脱出を図るエディスンをシオラが電子誘導する。証拠を掴めれたことを知ったプライスは自宅からネットを使ってエディスンの脱出を妨害しようとする。脱出させようとするシオラと妨害するプライスの壮絶なネットワークバトルが展開する。
ボロボロになっても、命が危なくてもネットワークカメラを通じて全世界の視聴者にライブ放送を続ける「エディスン・カーター」
ボロボロになっても、命が危なくてもモバイルネットワークカメラを通じて全世界の視聴者にライブ放送を続ける「エディスン・カーター」1985年当時、カムコーダーを自分に向けるセルフ撮影シーンは衝撃的だった。
 プライスのネットを使った妨害によりエディスンは地下駐車場で標識「Max Headroom」(天井高注意)に激突して記憶を失ってしまう。エディスンを捕らえたプライスは、エディスンがどこまでの情報を知っているか「記憶再構成プログラム」に掛けてコンピュータ上にエディスンの記憶を再生する。コンピュータ上にCGキャラとして再構成されたエディスンの記憶は、自ら人格を持ち自分のことを「マックスへッドルーム」と呼んだ。「マックスへッドルーム」 としての人格を持った記再構成ユニットは、ひょんなきっかけで、ジャンク機器として海賊放送局BIC TIMEの放送機材の一部となり、「マックスへッドルーム」 と言う名前の人気VJとして放送を開始する。一方、死体置き場に捨てられていたエディスンは、ギリギリのところでシオラに助けられる。エディスン達の反撃が始まる・・・
 その後、「エディスン・カーター」、「シオラ・ジョーンズ」そしてネットワーク上の人格 となった「マックスへッドルーム」の三人によりエピソードは展開していく・・・。
 パイロット版としてイギリスで制作された「Max Headroom」は、米国で爆発的にヒットした。サブタイトルである「20分後の未来」が描く世界は鋭かった・・・。

 全世界レベルの巨大なコンピュータ・ネットワークの中で繰り広げられる陰謀・・・、ネットの中を疾走する“マックス・ヘッドルーム”と言うバーチャルキャラクター。政治も経済もすべて双方向TVを通して運営される世界。生活空間のいたるところに存在するTVモニター。この世界では、チャンネルを選ぶ権利はあるが、モニターをOFFにするスイッチは存在しない。モニターを消すこと自体が違法行為になるのだ。人々は高度な電子機器で情報武装しているが、その情報機器を通じて情報管理されている。情報都市の外には「圏外(フリンジ)」と呼ばれるスラム地帯が広がり、ここでは非合法活動が公然と行われている。
 これらの情報管理体制に反抗して、自分の情報をコンピュータ上から消去した人たち「ブランクス」(空白)達も情報都市の外側で活動していた。海賊個人放送局「BIC TIME」もそんなブランクスが運営している非合法放送局である。海賊個人放送局ながら巨大ネットワークTV局「ネットワーク23」に視聴率で勝つこともある。
マックス・ヘッドルーム(Matt Frewer) ネットワーク内を自在に動き回る電脳キャスター エディスン・カーター(Matt Frewer) ネットワーク23の人気レポーター。 シオラ・ジョーンズ(Amanda Pays) エディスン専属の優秀な誘導員。
マックス・ヘッドルーム
天才少年ブライスが作り出した 記憶再構成プログラムで読みとられたエディスンの記憶が、独自の人格を持ち、ネットワーク内を自在に動き回る電脳キャスターになった。電脳系アイドルの元祖。
エディスン・カーター(Matt Frewer)
ネットワーク23の人気レポーター。
モバイルライブカメラ で事件を追及していく人気No1の正義感の強い有能なジャーナリスト。何ものにも屈しない強い意志で数々の事件に取り組んできた。
シオラ・ジョーンズ(Amanda Pays)
 エディスン専属の優秀な誘導員。
あらゆるネットワークを通じて状況を把握し、ネットワーク23の端末を使ってエディスンを誘導する。ブライスと電子戦・ネットバトルを展開することも。
ブライス・リンチ(Chris Young ) 10代の天才ハッカーにしてネットワーク23の企画開発部長。 ネッド・グロスバーグ ネットワーク23の執行役員。 ブランク・レグ 80年代のポップビデオをエンドレスで放送する海賊個人放送局「BICTIME」を開局。
ブライス・リンチ(Chris Young )
10代の天才ハッカーにしてネットワーク23の企画開発部長。視聴率向上の秘密メディア兵器を開発する。偶然にマックス・ヘッドルームを作り出してしまう。
ネッド・グロスバーグ
ネットワーク23の代表役員。視聴率の為なら視聴者が死んでも平気な不道徳な役員。エディスンを辞めさせたいが人気があるので出来ない小心者。
ブランク・レグ
80年代のポップビデオをエンドレスで放送する海賊個人放送局「BICTIME」を開局。エディスンの友人で度々彼を助ける。ブランク派のパンクおじいさん。
機関銃を持つテロリスト集団にエディスンはカメラを向けて叫びます。「銃を捨てろ!10億人が見ているぞ!」
機関銃を持つテロリスト集団にエディスンはカメラを向けて叫ぶ。「銃を捨てろ!10億人が見ているぞ!」それを聞いたテロリスト集団は銃を捨てて降参する。マクルーハンの提唱するメディアの戦略的応用か?
 「マックスへッドルーム」が公開された1985年は、8ビットパソコンから16ビットパソコンへの移行期で、ハードディスク搭載パソコンは存在しない時代であった。フロッピーディスクでMS-DOSをカタカタと読み込んで起動するのが日課であった。ハードディスク装置は5Mbyteとか30Mbyteが大容量と言われ30万円から50万円した時代である。通信環境としては、300bps(300Kbpsに非ず)のテレフォンカプラ(音響カプラ)と言う受話器にスピーカーとマイクを押し当てて普通の電話線で音響通信を行うアダプタを使うのが普通であった。

 そのような現実に登場した「マックスへッドルーム」が描く「20分後の未来」は衝撃的であった。「電気・電子メディアによって人間の中枢神経が地球規模に拡張される」というマーシャル・マクルーハンの理論がサイバーパンクSFの味付けの中で見事に描かれていた。また、マクルーハンは、「すべての新しいテクノロジーは、ちょうど古いテクノロジーが消え去った後に幻覚痛が引き起こされるように、文化的憂鬱状態をもたらす」と言っている。そして、「新しいテクノロジーは、個別的にも、総体的にも、その社会のイメージを乱し、その結果として不安が生まれ、自己独自性に対する新たな追及が始まる」と結んでいる。「マックスへッドルーム」は、正にこの世界を描いた作品だった。「20分後の未来」・・・

 
「マックスへッドルーム」が公開された1985年当時、サブカルチャー志向のコンピュータマニアや、マクルーハンやトフラー信仰者の間で人気を博したのは当然だった訳である。

 話は変わるが、マーシャル・マクルーハンの没後30年経ち、メディア技術はSFを超えたが、マクルーハンを越えるメディア研究者が出現していないというのは逆に驚くべきことである。
怪しげな機器で溢れる巨大ネットワークTV局「ネットワーク23」の局内。
200階建て超高層ビルの中に怪しげな機器で溢れる巨大ネットワークTV局「ネットワーク23」の局内。企画開発部長であり天才ハッカー少年の「ブライス・リンチ」は局内の存在しないフロアーに秘密の研究室を構えている。「シオラ・ジョーンズ」のネットワークを駆使した誘導でブライスの研究室を探す「エディスン・カーター」
 1985年当時に「マックスへッドルーム」を見た時の衝撃も大きかったが、全世界規模のネットワークや、電子情報機器で武装した人達、どこからでもライブ中継できるネットワークカメラ、スイッチが切れない双方向TVなどは、漠然とずいぶん先の時代を描いたSF物語と理解していた。 毎回、番組のサブタイトルであった「20分後の未来」・・・それは、一瞬にして過ぎ去る20年の月日のことであったのか?
 そして
1985年から20年後の2005年にほとんどが現実のもになっていることが、新たな衝撃となって蘇えった。これほどまでに未来を的確に予見してた作品は他には無いことは確実である。
 「マックスへッドルーム」が描いた世界では、クラッカーの攻撃を受けて、テレビ局からコーヒーメーカーまで動かなくなるシーンが出てくる。これは、家電製品までIPアドレスを持ってネットワーク化するというIPv6の世界の具現化である。
 スイッチが切れない双方向TVで監視される人々は、スイッチをきりたくない携帯電話を持ち歩き、移動情報から通信記録まで全ての情報を「携帯電話会社」に握られている現代人と言える。

 「マックスへッドルーム」が描いた全世界規模のネットワークは、インターネットである。1985当時のスーパーコンピュータを上回る性能のPCやノートPC、PDAを持ち歩く人達は、作品で描かれていた、「電子情報機器で武装した人達」そのものである。作品が描く電子情報機器で武装した彼らは日々「電子戦」を展開している。そこに入りきれない人々は、街の外の廃墟を放浪しているのである。これはコンピュータデバイドの世界か・・・?
パンクおじいさんブランク・レグの海賊個人放送局「BICTIME」。ジャンク機器を満載したおんぼろバスから80年代ミュージックを放送している。
パンクおじいさんブランク・レグの海賊個人放送局「BICTIME」。怪しげなジャンク放送機器を満載したおんぼろバスから80年代ミュージックを エンドレスで放送している。
 そして、作品の中で一番ナゾのアイテムで、一番実現してほしかったのが、「エディスン・カーター」がいつも持ち歩く「どこからでもライブ中継できるネットワークカメラ」である。

 当時は、どのように実現されるテクノロジーであるか想像できなかったが、シームレスな無線LANが作り出す「ユビキタスネットワーク」の中をDVカメラとエンコーダーを持ち歩くと実現できることが20年後の今になって見えてきた。このアイテムを20年間潜在意識の中で追い求めてきたような気がする。 「20分後の未来」・・

 無線LANが使えるスポットもだいぶ増えてきました。DVカメラとエンコーダがあれば、誰でも「エディスン・カーター」になれる時代がやって来ました。サイバーパンクSFを実現する個人放送局を是非開局してみてください。

 また、個人放送局の開局を企画されている方は、是非、マクルーハンの理論をサイバーパンク風に具現化した「マックスへッドルーム」を御覧になってください。
悪事を画策するネットワーク23の執行役員達。 「Max Headroom」より
悪事を画策するネットワーク23の執行役員達。何故か怪しい人ばかり。
巨大ネットワークTV局「ネットワーク23」のロゴマーク 「Max Headroom」より「Max Headroom」の放送履歴

NHK総合    邦題 『未来テレビ局ネットワーク23』
NHK衛星第2 邦題 『マックス・ヘッドルーム』 

その他、CS系での放送あり

 ビデオテープソフト
  「マックス・ヘッドルーム1〜誕生〜」のみamazonに在庫有り。
  ソニー・ピクチャーズエンタテインメント - ASIN: B00005GBGS
  価格: ¥3,990 (税込) 在庫僅少に付き購入はお早めに
  品揃えの多いビデオレンタル店に在庫がある可能性があります。
  本紹介記事の写真記事は
「マックス・ヘッドルーム」より出典しました。
「マックスへッドルーム」主演の「エディスン・カーター」と「シオラ・ジョーンズ」の2ショット 「Max Headroom」より
主演の「エディスン・カーター」と「シオラ・ジョーンズ」のX-ファイル的2ショット。背景はブレードランナー風
「Max Headroom」その後
 
イギリスで1時間のパイロット版「Max Headroom」(オリジナルストーリー)が作られてアメリカでも大ヒットしました。その勢いで、米ABCと人気TVドラマ「ダラス」などで有名な大手制作プロダクション「ロリマー」がTVシリーズ化し、さらに大ヒットしました。コカコーラのCMキャラになったり、日本でも、キヤノン01ショップのCMにも出演しましたが、当時日本ではTV版が公開されていなかったので、ほとんどの視聴者は何なの理解できなかったのが実情のようです。 「Max Headroom」の世界観では無く、単なる面白キャラクターとして紹介されたのは残念です。
 米ABCは、新進気鋭の若手監督達を抜擢して、パイロット版とは桁違いの制作予算を掛けて、第1話のリメイクを含め全14話を制作放送しました。これらは、カルトSFシリーズとして現在も人気が続いています。
 左の写真は主演の「エディスン・カーター」と「シオラ・ジョーンズ」の2ショットですが、どことなく「X−ファイル」的な雰囲気が漂っているのにお気づきでしょうか?
 これら全14話を制作した新進気鋭の若手監督達はその後、「スタートレック」「X−ファイル」「バビロン5」「たどりつけばアラスカ」「ミレニアム」「ツイン・ピークス」「フレンズ」「フェリシティの青春」「C.S.I.」「Malcom in the Middle」「FBI特別捜査官マンクーゾ」などの名作で一躍有名になった優秀な監督達だったのです。これら全14話がDVD BOXセット化されて発売されることを切に願います。

デジタル★ラジカル★アイドル 「Max Headroom」

 インターネット個人放送局「東京大仏TV」と「Max Headroom」

 
「東京大仏TV」の農宗さんに以前お伺いしたところ、「Max Headroom」は御覧になったことがないとのことでした。お若いのでリアルタイムの1985年当時は学生さんだったそうです。
 エンコーダー用ノートパソコンを持って、あちこちの無線LANスポットから毎日のようにライブ配信を決行する農宗さんと粟村さんを見ていると、「Max Headroom」の「エディスン・カーター」と「シオラ・ジョーンズ」にイメージがダブって見えるのは私だけではないと思います。「東京大仏TV」のお二人は大事件に巻き込まれるという訳ではないのですが、80年代サイバーパンクSFが描いてきた近未来の世界を日常感覚で実現しているところが凄いと感じます。

祝・発売!マニア待望の「マックス ヘッドルーム」がDVDとしてついに発売!!

 米国でのTVシリーズ化のきっかけになった伝説の「MaxHeadroom パイロット版 オリジナルストーリー」(イギリス AII3Media Ltd版)がDVDタイトルとして発売されました。その後に潤沢な予算が付いてシリーズ化された米国TV版の作品群とは異なる、「荒削りの面白さ」がある貴重なパイロット版です。このオリジナルストリーを制作したスタッフ一人一人のこだわりや、思い入れがスクリーンから強く伝わる貴重な作品です。
 この超マニアックな作品をDVDタイトルとして発売をしていただいた発売元である株式会社トランスフォーマー殿に深く感謝いたします。更に可能であれば、幻のTVシリーズもDVDタイトルとしてシリーズ発売されることを切に願います。
 このDVDタイトルは2007年3月現在、HMVなどのDVDソフト量販店などで入手可能です。
 ファンの方は、早めに入手されることをお勧めいたします。

「マックス ヘッドルーム−劇場公開版」の紹介

 「マックス ヘッドルーム−劇場公開版」の紹介

 制作:ピーター・ワッグ 「ジャーニー・オブ・マン」
 監督:ロッキー・モートン 「D.O.A.」/アナベル・ヤンケル「スーパーマリオ」
 脚本:スティーヴ・ロバーツ 「クイーン・オブ・ソード」
 出演:マット・フルーワー 「ドーン・オブ・ザ・デッド」
     アマンダ・ペイズ 「アブレイズ」
     ニコラス・グレイス 「シューティング・フィッシュ」
     ヒラリー・ティンドール/モーガン・シェパード
 原題:MAX HEADROOM:20 MINUTES INTO THE FUTURE
     1985年 / イギリス / 電脳SF / 58分 (C)All3Media Ltd
 ジャンル:International Movies
 フォーマット:DVD 組枚数:1 リージョンコード:1 信号方式:NTSC
 色:カラー 画面サイズ:4:3 スタンダード 字幕1:日本語字幕
 音声1:オリジナル英語(ステレオ) 音声2:日本語吹替(ステレオ)
 カタログNo:TMSS034      発売日:2006年11月25日
 発売レーベル:Transformer (株式会社トランスフォーマー)
 株式会社トランスフォーマー オフィシャルWEB
 http://www.transformer.co.jp/index.html
 トランスフォーマー社 「マックス ヘッドルーム−劇場公開版」紹介ページ
 http://www.transformer.co.jp/products/1152.html

 HMVでの販売価格 キャンペーン価格で3,152円 (2007年3月調査時点)

原題:MAX HEADROOM:20 MINUTES INTO THE FUTURE

あなたも「マックス・へッドルーム」の世界を楽しんでください。
Streamed by DIGITAL STUDIO INC.